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  • 執筆者の写真Masaya Sakamoto

人間だものだけどだ


リラックスして弾くのがよい、というのは最早周知の事実ではありますが、 そう言われたって、人間だもの、力む時は力むもんであります。 いい感じで演奏したとしても、間違った時、間違いそうになった時、この「力み」はすぐに顔を出します。 「ミスをすることが悪い訳ではない」マインドで精神的にもリラックスする、という方法もあると思うんですが、 私なりにちょっと違う角度でも考えてみました。 冷静に考えてみると、 何かフレーズを間違える時、 いわゆる 「筋力が足りていない」 ことが原因なケースは意外と少ないんじゃないかと思うのです。 「弦を押さえる」などという表現をするので、さも力が必要な気がしますが、 実際、弦1本を響きかせる為の力など、3歳児くらいでも持ってるくらいのものだと思います。 (嘘だと思う人は3フレットくらいの弦を音が出るまで少しずつ力を入れて押さえていってみて下さい。思ってる以上に力は必要ないです)。 つまり、ほとんどは力ではなく、 「タイミング」とか 「ポジショニング」とか 「運指の順番」とか 「次に弾くコードがわかっていない」 とかが原因になってるということです。 ということは、 間違えたり、 間違えそうになったり、 (ラジバンダリー)、 したからといって 力んだところで、何の解決にもならないのであります。 むしろ間違った時ほど、リラックスしていた方が、身体がスムーズに動くので、リカバーできる可能性が高まります。 そう言われたって、そう言われたって、、 人間だもの、 力む時は力むんだけど! この事実を知っているかいないかって結構大事なんじゃないのかなと思います。 普段の練習から、間違いや、うまく弾けない時、「力ではない部分」に目を向ける癖がつくと、理想のリラックスに少し近づけるかもしれないですねー。

悩んで学んで。日々精進ですー!


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