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  • 執筆者の写真Masaya Sakamoto

座り方を考えてみる


僕は家では椅子に座ってギターを弾くことが多いです。もちろん立って練習もしますが、ずっと立ってるのも疲れるので座りの時間は多いです。 おそらくそういう人が大半かなと思うんですがここ最近、座り方について色々考えております。 昔から椅子に座って弾くと踵(かかと)が浮いてしまう癖があり、足が短いからだと思ってましたが(ほっといてちょーだい)、どうやらそれだけではないらしく、やはりそこには姿勢が関わっておりました。

・なんで踵が浮いてしまうのか? まずはその理由を考えてみると、踵が浮いてしまうのはギター本体が腿から滑り落ちてしまいそうなのを止めようとしているからのようでした。 滑り落ちそうになるのはギターのボディが傾いてしまっているのであり、傾く理由は猫背で弾いてしまっているので、ギターに変な方向の力がかかっているんですね。

写ってませんが踵浮いてます。

おお、やっぱり姿勢悪い! ・改善案 「ストラップをかけて椅子に浅く腰掛けるののが良い」という情報を見たことがあったので、それを試してみたんですが、なで肩人間の僕としては、立ってないとストラップなど風の如しでズリ落ち、踵で対処できない勢いでギターも落ちそうでしたw なので、まずは自分の姿勢を正してみようと、踵をしっかり地面につけて、リラックスして背筋を伸ばして座り、その状態でギターを持ってみました。

おじさん鎮座。

なるほど、自分の姿勢はいいかもですが、これではちょっと弾きにくい。。 ギターの重心のことを考えてないので時間と共に結局猫背になるしなんか疲れます。

"自分のことばかり言ってるようじゃまだまだお子様だぜボーイ"

という事で、ギターのボディが地面と垂直になるような、傾かないポイントを探しつつ、自分の重心も落ち着くところを探すと、僕自身は少し前傾な感じになりました。

ここで気づいたのが、このまま指板やボディの方を見て弾くと元の猫背コースに向かっていくということです。

なので、顔は前を向く。

ギターボーカルの人がお客さんに歌いながら弾くような姿勢が一番いいんではないかという結論に至りました。 たまには指板見ますが、視覚で弾かないため音の表情や変化もよくわかるように思います。 ギターだけ弾いてる人は無意識に指板やギターに集中する症状に陥りやすい気がします。

それが結果悪い方向にいってしまう場合も結構あると思うんです。 しかし指板を見ないで弾くというのは、ある程度弾ける人でないとちょっと難しいと思うので、そんな時は鏡の中の自分を見ながら弾くのがオススメです。 スタジオで皆で合わせてる時に鏡ばっかり見てるとちょっとナルシストっぽくなってしまいますが家なら誰も見てないので大丈夫w 下を見ない癖がつくと同時に、気づかなかった自分の弾き方の変な癖や、表情なども客観的に見れて、自ずとステージングも美しくなって一石二鳥ですね。 しばらくこの方法でやってみたところ踵が浮くことがなくなり安定感も増した気がします。 人の身体はそれぞれなので、何が正解とは言えないですが、僕と同じように踵が浮いちゃう人や、ギターを弾いてるとすぐ疲れる、なんて方の参考になると何よりです。 僕自身、今後もよりよい方法を探していくのでお気付きの点などあればアドバイスいただければと思います。 そこら辺も踏まえて先日発表したknit capのソロ動画を撮ってみましたのでこちらも観てね!

knit cap guitar solo


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