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  • 執筆者の写真Masaya Sakamoto

全部使う。


最近のライブ演奏を見直してみると、昔より動かなくなったなーと思った。 まぁそれでも割と楽しく動く方ではありますが、 なんでだろうと考えた結果、理由は何個かあって、 ①動くと演奏が雑になるから(そんなに身体能力高くない) ②動きに頼らずとも表現できる部分が昔よりちょっとは増えてきた ③老化w というのがある気がする。 確かに名手は別に動かなくても人を感動のレベルに持っていけるわけで。 BBキングとか盛り上がったら最後にちょっと立つくらいのもんで観客ワーっ!!である。 そのかわり強烈な音がある。 で、ちょっと思ったのが、昔の自分は無意識ですが、ステージでちゃんとその空気を感じてたのかもなと。 自分の思ってることが伝わってないから必死で己の全てを使って表現してた部分もあるのかなーと思ったのです。 強烈な音でリスナーを魅了するのが音楽家であり、そこを目指したいと常に思っていますすが、楽器で音だけで自分のすべてを表現することは10年以上やってきても未だにとてつもなく難しいなーと思います。 私のような凡夫は今だって、音だけで全部を表現なんかまだまだできやしないから、その時伝えられる音+αな感じで、楽しい曲では踊り、切ない曲では肩をあげて、その世界を表現しながら弾きたいと思う。 そして聴いてくれる人に何かを伝えられればと思う。 もし長生きして、じいさんになったら、死ぬ前にヨボヨボでベッドの上でポロンと弾いて「じいちゃんのギター、いいわー」と言われて「おっ、そーかい?」なんて言っていたい。 そういうものに私はなりたい。 みたいな。 その時の自分の出せる全てを使って表現をしたいなと思うのです。 でも力まず。独りよがりにならず。 ここが難しいやーねーw さて明日もがむばる。


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