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執筆者の写真Masaya Sakamoto

接点以外を考えてみる


私、1年ほど前から合気道をやっておりまして、とは言え他人様に偉そうに「やってる」というレベルでないんで腕前の方はそっとしておいてもらうとして、今日は合気道のお稽古で教わったことを演奏にも取り入れてみたお話を。 合気道の上級者の方がみると、「いや、坂本それは違うぞ!」というところもあるかもです。その際はご意見ご指導いただけるとありがたいです。 合気道って、テコの原理みたいなものを応用してる部分があり、 腕とか肩とかを掴まれたという想定でかける技があるんですが、 そん時に掴まれたところ(支点)に注意がいくと、全然思った感じに技がかからないんです(僕の場合ほかにも色々ありますが)。 で、 「掴まれたところはそのまま置いといて、自分の立ち位置を換える」 なんていうご指導を受けたりして、できないながらも 「なるほどな〜」と思いつつやっております。 そんな時にこないだFBで流れてたネオクラシカルの王者インギー様の動画。

Yngwie.J.Malmsteen フレットを押さえる指の、「圧力」というか「力加減」がとてつもなく一定で穏やかなんですよー。 つまり接点に全く無駄な力がかかってないんじゃないかと。 ていうことは、接点とか支点に力が入らない為に、他の部分をものすごく細かく変化させてるんじゃないかと。 そうやって見てみると、インギーレベルになるとハイスペックすぎて一見わからないんですが、やはり運指において常にベストな位置に手首や親指が来てる気がします。 他の名手たちの動画もチェックしてみるとやはり手や身体全体で常に無理のないポイントを捉えてる気がしますねー。 実際自分でもやってみると、指に意識を向けた時と、指を力まないように手の角度や位置を意識しながら弾いてみると、スムーズさがかなり違います。 いつも気にしてはいるんですが、気がつくと力んでしまってることは多いので、改めて再確認。 指に意識がある人は慣れるまでわからないかもですが、試してみる価値ありな気がしますねー。 合気道のことなんて言われてもよくわかんねーわ、と言う方もいらっしゃると思うので、こちらの動画を。 とてもわかりやすく解説されていて、色んな事に応用できそうです。

本日もニッチな視点で、我ながら変わったギタリストになってきたなぁと思う今日この頃ですw ではではー。


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