コードの話シリーズもいよいよ佳境になってまいりました。ほんとはもっとさくっと終わらせてたかったけど、書いていくうちに「あ、これも大事だな。あ、これを説明するにはこっちも説明しないと」とかいうのが色々出てきて、結構長編になってきました。
今日はうちのウサギに周りをグルグル周られながら作成しております。
もう少しお付き合いお願いしますね〜。
前回の続き!
コードというのは、Root、3rd、5th、7thからなる和音であり、各音にはキャラクターがあるということがわかりました。 まとめてみると、
Root→いつもしっかり。中心人物 3rd→ムードメーカー。影響力でかい。 5th→基本ニュートラル。 7th→3rdほどではないが気分屋。 そして、 コードネームというのは彼らの様子を表してるものなのです。
カルテみたいなものですかねー。
Cm7というコードを例に見てみましょう。
このコードは C君が主役で 3rdの人が元気なくて ついでに7thも元気ないですよ〜。 ということになります。 「5thはどうしたよ!!」 と、気づいた方は鋭いですね。 5th君は基本ご機嫌というか、感情の起伏が少ないので、コードネーム上ではほぼ省略されますw
アイツは今日も元気でしょ、てな感じ。 3rdと5thは「あ!こいつ今元気ないな!」という時以外は表記を省略します。
CとかDとか、アルファベットひとつのコードはトライアド(3和音)なので7thは欠席ですが、3rdと5thが省略されてるということですね。
ちなみに5thが元気ない時は、こうやって書き足します。
7度は元気ない時の方が多いので、元気がある時に「M(メジャー)」をつけてあげます。
7th「おれ元気だぞ」の図。
今まで出てきたコードたちをまとめてみました。 ○→元気、×→元気ない
こんな感じで、コードネームがどうやって書かれてるのかを知っておくと、フォームを忘れても
「なるほど、今日は3rdと7thが元気ないのね」
という感じで、どういう音が鳴っているかわかるようになるんです。
さて次回は最終回!(になるはず!)
これを指板の上で使っていきましょう〜。