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  • 執筆者の写真Masaya Sakamoto

違う、そうじゃない


コードストロークはギターのいろはの「い」でありながらとんでもなく奥が深いものです。 大半のギター弾きは、Cくらいから覚えて、もれなくFの洗礼を受け、指に弦の痕がクッキリ残るくらい痛い思いをしながら練習した記憶があるんではないでしょうか。 僕も指の皮が擦り切れながらも、少しずつ固くなっていくのを見て 「へへ、、ギタリストっぽいぜ、おれ」 と、ほくそ笑んで、周りから若干引かれてたクチのひとりです。 そんな坂本少年も、なんとかコードも押さえられるようになり、ご機嫌さんで毎日ジャカジャカかき鳴らしてました。 が、 ちょっと複雑な進行とか、押さえにくいフォームが出てくると、1曲で手がめちゃくちゃ疲れる。。。 「ちくしょー。途中で音が掠れてしまう。。。もっとしっかり押さえねばー!!」 ちょっと待って。 その頑張りの方向、 違う違う、そうじゃ、そうじゃなぁ〜い♪ さて、なにが違うかというと、 「途中で掠れてしまう」のに「もっとしっかり押さえねば」な点であります。 最初はちゃんと鳴ってるんですね。 ていうことはちゃんと押さえられてるので、 もっと強く押さえる必要はなく、その状態をキープすればいいだけなんです。 ここでもう一つ問題提起。 というか、その一発目に押さえた力も、果たしてコードを鳴らす為に必要な最小限の力であったのか?? 実は弦というものは必要以上に押さえると音がシャープしてしまいます。

普通

必要以上

写真に撮って見ましたが全くわかりませんねw自分のギターで試してみてください。

音がちょっと上がっちゃうポイントがあるはずです。 これではいくらチューニングしても全然意味がなくなってしまうんです。 なので、頑張るべきは 「もっとしっかり押さえる」ことではなく、 「最小限で押さえられるポイントと力加減を理解して、それを維持する」 ということになります。 それも「しっかり押さえる」ってことだろ! とツッコまれるかもですが、「しっかり押さえる」という表現は、どうしても力を入れる方向に意識がいってしまうので、僕は極力しないようにしてます。 ちょっとしたことなんですが、こういうイメージの持ち方も大事かなと。 運指に力が入るとピッキングも自ずと力みが出てきます。逆も然りですが、ピッキングの方はまた折を見て話したいなと思います。 何気なく弾いてるコードストローク、今一度見直してみると面白いですよ〜。 *一発目がちゃんと鳴らない人は、力入れる入れないは一旦置いといて、どこを押さえたら綺麗に弦が鳴るのか、という点に注目して探しみるといいと思います。 最初は力んでても全然問題なくて「最終的にはもっと楽チンに押さえられるようになるんだなーーおれ(私)」と頭の片隅で思っときましょう。 

ではまた〜。

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