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  • 執筆者の写真Masaya Sakamoto

ソングライターいうからには。


先日、シンガーソングライター(以下SSW)の子からコードの相談がありました。 作ったメロディに乗せたいコードを探してるんだけどどうしたらいいか、ってことだったので、何パターンかコード進行をあげてみて色々と話してみました。 ライブで色々なSSWの人とご一緒した時に時々思うのが、歌メロは素晴らしいのに、コード進行や歌以外の部分の展開がベタ、っていうか手抜き感が見えてしまって、「あー、もっとよくできるのになーーー」と感じることがあります。 コードって同じ歌詞とかメロディに色んな意味を持たせることができると思うんです。 例えば1コーラス目にに出てくる「空」と2コーラス目のそれはちょっと意味合いが違うんだなーとかいう時にコードでそれを表現したりできるんですよね。 あと持論ですが、歌モノではリスナーは2回同じものが続くと慣れる(飽きる)が、毎回違うと落ち着かず戸惑うので、曲を作る時は一曲の中でそのバランスをどうするかに頭を捻らせてます。 いじくればいいってもんでもなく、 あえて同じ進行で焦らして焦らして最後に何かを変えることでドラマチックになることもありますよね。 つまりは、「その曲をどう見せたいかという感情にぴったりなコードをつけられる」ということが大事だなと。 それしか知らない、ではなく、数ある選択肢から選んだコード進行はその曲をより深いものにしてくれるし、メロディだけでなく1曲の中でそのストーリーを作ることがソングライターたるものの使命だと思います。 そしてそこまで考えた曲だからこそ、アレンジャーさんや他のパートの人に渡した時に、さらなる化学反応を生み出して素晴らしくなるんじゃないかと。 骨組みがしっかりしてないもんにいくら装飾を施してもやっぱし限界があるんですよね。 ちなみにバンドの場合は間奏にメンバーのやりたいことを詰め込みすぎてトゥーマッチな展開になったりしてるのをよく見ますね。 あとはコードよりリズム的なアプローチで展開していくことが多いと思います。 リズム的アプローチはとても素晴らしい展開が生まれますし、ドラマーの人とかが考える展開は、ギタリストの僕には絶対思いつかないなーと感動することも多々あるので、そこにコードでの展開という武器が加われば、さらに色んな表現ができますね。 そういった意味でも、やっぱコードを知るって大事だなと思うのです。 これをみて「コードってなんか素敵やん」と感じてくれた人は前回までと、あと何回か書こうと思っている「5個覚えればイケる。コードの話」も是非読んでくださいね〜。 

昨日新しくしたiPhoneで書いたので快適!

今日も頑張ります〜!🙇‍♂️ 


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