さて前回はコードフォームは教室の席順みたいなもんだと言いました。 今日は移動教室の話。 前回のCフォームをホームルーム教室だとすると、残りの4フォーム(AGED)は音楽室や美術室です。 各教室での席順はこんな感じになります。
このR(Root)の席に前回からの主人公C君を座らせてみましょう。 指板上のCの位置はこちら。
(ここでごっちゃにならないように注意したいのが「Cフォーム」は教室の名前で、Cという音ではありません。「フォーム」とか「コード」がついてない時は単純にC=ド、とかA=ラの音だということを覚えておいてください。)
するとあらびっくり。
指板上にある全てのCコードの位置がわかるんです。
青で囲ったのがCフォーム
緑がAフォーム
赤がGフォーム
黒がEフォーム
そして黄色がDフォーム
になります。
5個フォームを覚えただけで7つのCコードがわかったわけですね。
そしてそれと同時にCの位置さえわかればⅢ度であるEや、V度のGも自ずとわかります。
「指板上の音の位置を1日1フレットずつ全部覚えるぞ!!」 と、気合い入れて、3日目くらいで挫折するより(ええ、ワタシ何度も挫折しましたよ)、このルールをなんとなくアタマの片隅におきつつ好きな曲を弾いてた方が、いつの間にか音が指板上に浮かび上がってくるようになります。
さて次回は主人公を交代してみようかと思います。
つづく
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