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執筆者の写真Masaya Sakamoto

目を閉じておいでよ


譜面コンプレッスクスをもつギタリストというのは結構いて、かくゆう私もその一人でした。 今でこそ色々な現場で、違うパートの人と進行の確認をする時や、曲数が多かったり、準備する時間があまりない時などは重宝させていただいてますが、気がつけばすぐにロスト(譜面の進行を見失う)してる時が多々あるタイプですw そんな僕なもんで、譜面を見ながら弾くことにもっと慣れようと思い、どんな曲も絶対に譜面から目を離さず弾いていた時期がありました。 その甲斐あってか、だんだんと読譜能力はついてきたんですが、 ある時、何回も演奏して知ってる曲でも「譜面をロストした瞬間、自分が何やってるかわからなくなる病」になってることに気付いたのです。 譜面に頼るあまり、目でしか情報を捉えられなくなっている!! これはイカン!と、今度は譜面も指板も見ずに目も閉じて(譜面と指板は頭でイメージ)、耳の感覚をフルに使って弾くことを心掛けてみました。 そこで一つ発見。 「視界をシャットダウンすることで自分や周りの音にさらに敏感になれる」、ということ。 今まで自分で弾けてると思っていたフレーズが、実はもっと表情豊かにできるんじゃないかとか、次の進行にいく時に他のプレイヤーが何を考えてそのフレーズを弾いているのかとかが、目を開いている時より、生々しく伝わってくるんです。 (ちなみに視界シャットダウン作戦は、アドリブ練習の際も効果テキメンです。「手癖でダラダラ弾いちゃうんだよなー」という方にもオススメ!) もちろん譜面を見ることで得られる情報もたくさんあるし、その人がやりやすいやり方が一番いいと思います。ずっと目を閉じたままだと広範囲のポジション移動とか大変ですしねw なので、理想は目を開いててもその感覚でいられることですが、あえて情報を削ぎ落とすことで見えてくるものがあるなぁと感じた経験談でした。 今日も気の向くままにお話しましたが、皆様の音楽ライフ(音楽以外でも)が楽しくなるちょっとしたスパイスになればよいなと思います。 ではまた〜。

くっきり二重の方に憧れます。

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