先日キャッシュカードを紛失するという大粗相をやらかしてしまい、今日は銀行で手続きをして参りました。 窓口は結構時間かかるであろうと思い、待ってる間、持参した本を読んでて、ふと目についた言葉、 「行間を読む」 行間(ぎょうかん)を読・む 文章には直接表現されていない筆者の真意をくみとる。 (デジタル大辞典より) わかりやすく言うと、 気になる女子をご飯に誘ったら 「その日は〇〇があって無理なのー。また誘ってね!じゃっ!」 と2回くらい言われたら読まないといかんやつです。 その辺ちゃんと読めてるかどうかは 置いといて。 演奏においても行間を読むことは非常に大事だなぁと思っております。 つまり休符の部分ですね。 我々音を出す時は自然と気を遣えてるんですが、その音の最後、切り際はついつい適当になってしまう時が多いです。 しかしここがしっかりしてる人の演奏は単独で聴いていてもビートが聴こえてくるようなかっこいい音になります。 音を出す瞬間だけでなくて、「どこで切るか=どこまで伸ばすか」をしっかり考えると、 無音も音として感じられるので、次の音までの空白も自ずと意識できて、リズムがブレないし、そこに意思が見えてくる気がするんです。 その人の中にあるノリ=grooveというものですかね。 楽器だけでなく歌もそうですが、たまにピッチは素晴らしいのに、なんかイマイチぐっとこないなぁと感じてしまう人がいて、そういう時はだいたい、この意思が見えなかったり弱かったりします。 これは曲始まりのカウントひとつでもわかるんです。 テキトーに「ワーンツースリーフォー」なのか、しっかり行間を読んで「ワン(&)トゥ(&)スリー(&)フォー(&)」かで、 「あ〜この人は意識してないな〜」とか「おっ!ナイスカウント!」とか思ったりしますw 偉そうに言ってる僕も、その昔、人から言われて気にするようになったので、これを読んで「あー、できてないおれ(わたし)はなんてダメなんだ〜」とか思う必要はないと思います。 一度気付いたらどんどん気になってよくなっていきますから。 音も人生も行間読んでいきましょう〜。 僕の好きなMJ(≠溝端淳平)。 彼の「んダッ!」は、決してテキトーに言ってるワケではなく、完全に行間を読んでコントロールしてるのがわかります。素晴らしいっ!! 行間を気にして聴いてみてください〜。
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